急性咽頭炎(きゅうせいいんとうえん)
『急性咽頭炎とは?』
風邪症候群の一種で、ウイルスが原因で起こる病気です。
発熱、鼻水などの症状や、のどの奥が腫れ、喉頭が狭くなり息がしづらくなることで激しいせきがでます。
咽頭とはのどの奥の部分を指します。
部屋が乾燥しているとせきが激しくなるため、乾燥しがちな冬は加湿器を使うなどして部屋を保湿するなどの配慮が必要です。
安静にすること、保温すること、栄養補修することが必要な病気です。
処方薬には、解熱薬、鎮痛薬、せき止め、細菌感染を防ぐための抗菌薬などがあります。
『急性咽頭炎の治療方法』
喉の痛みが強く、食事や水分を摂りにくくなりますが、脱水症状をおこさないように水分は必ず摂取しなければいけません。
鎮痛剤や抗生物質を使用して、安静にしていれば、数日〜1週間ほどで治まるでしょう。
しかし、溶連菌の場合はまだ残っていますので、薬の服用は完治するまでしばらく続けます。
扁桃炎を繰り返すようであれば、扁桃摘出術が必要です。