妊娠８ヶ月の体重、胎動、お腹の張り、逆子、吐き気、出血、トラブルについて

妊娠８ヶ月の母体の状態

妊娠８ヶ月は下腹部はいちだんと大きくなり、前かがみの姿勢が苦しくなってきます。
皮膚が伸びてくるために、腹壁や乳房に青みがかった細い線が現れることがあります。
これは妊娠線と呼ばれるもので、異常なものではなく、心配にはおよびません。
また、乳輪や下腹部、外陰部が黒くなってくるのにも気づくでしょう。
この頃は、胎動も激しく感じられ、眠っていても驚いて目を覚ますことさえあるほどです。

妊娠８ヶ月の主な症状

• 第二のつわり」といわれる時期です
• 妊娠線やシミが出ることもあります
• 子宮が大きくなって動くのがつらくなってきます
• 神経が過敏になり、不眠症になりやすい頃です
• 足に軽いむくみが出ることがあります

妊娠８ヶ月の注意すること

子宮底がへそとみぞおちの中間くらいになるまで大きくなっていますから、胃腸や膀胱は圧迫されます。
このため、胸やけがして食欲不振になったり、尿の回数がふえたり、肝孟炎などの余病が出やすくなります。
無理せず、睡眠と休養は十分とるようにしましょう。

妊娠８ヶ月になると少しずつ脂肪がつき始め、丸みを帯びて赤ちゃんらしい体つきになってきます。
そのために、ママの内臓が圧迫されることもあります。
筋力の発達に伴い、それを支配する神経の働きも活発になり、赤ちゃんの動きにいっそう力強さが加わります。
羊水の量はピークを迎え、あまり量は増えなくなるので、子宮壁にぶつかる赤ちゃんの動きがママによく伝わります。
聴覚はさらに発達を続け、いよいよ完成していきます。
肺などの内臓器官や脳などの中枢神経もかなり発達してきています。

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