血小板減少性紫斑病(けっしょうばんげんしょうせいしはんびょう)

『血小板減少性紫斑病とは?』

 

血小板が減少したために起こる病気。

 

血小板は、傷口の血を固めて出血を止める役割をしているので、これが減少すると、出血しやすくなります。

 

赤ちゃんの場合、数ヶ月から半年くらいで回復する急性型がほとんどですが、数年から数十年にわたって続く、慢性型もあります。

 

原因ははっきり分かっていないものの、急性型の場合、風疹やはしか、風邪症候群などのウイルスに感染した後に起こるときも有ります。

 

風邪症候群のような症状から始まり、1〜2週間後に目の回りや胸などに出血斑(紫斑)が現れます。

 

これは血管から流れた赤血球が、皮膚や粘膜の下で紫色や赤色に見えてくるものです。

 

出血しやすく、鼻血や歯ぐきからの出血が頻繁に起こります。

 

出血斑に気がついたらすぐに受診しましょう。

 

出血斑は、軽いもので1週間、遅くても1〜2ヶ月で消えます。

 

 

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