ミルクプロテインアレルギー
『ミルクプロテインアレルギーとは?』
腸の機能が未熟な新生児〜乳児に起きやすい食物アレルギーの一種で、鶏卵アレルギーと並んで発症頻度が高く、水溶性の下痢や嘔吐、じんましん、腹痛、血便、湿疹などの症状が現れます。
名前のとおり、粉ミルクや牛乳が原因となり、摂取してからだいたい9時間以内に症状が現れます。
下痢が2週間以上も続き、脱水症状を起こす場合や、体重の減少を伴う場合、さらに症状が悪化すると呼吸困難や血圧低下などを引き起こし、命に関わる危険もあります。
『治療方法と注意』
体重減少を伴う重症の場合は、点滴をおこなうこともあります。
症状が現れたら、アレルゲンとなる粉ミルクや乳製品の摂取は避け、アレルギー用の粉ミルクを飲ませるのが対策といえますが、医師に相談の上、使用することをお勧めします。