乳歯萌出遅延(にゅうしほうしゅつちえん)
『乳歯萌出遅延とは?』
赤ちゃんの乳歯は、だいたい生後半年くらいに生え始めますが、これには個人差があります。
早い赤ちゃんは生後3ヶ月ころで生えますし、遅い子は1歳を過ぎてもまだ1本も生えないなんてこともあります。
この、1歳を過ぎてもまだ乳歯が生えないのを乳歯萌出遅延といいます。
特に病気と呼ぶものではありませんが、ごくごくまれに先天的に歯が生えない外胚葉異形成という病気があるため、念のため、専門の小児歯科で調べてみることをお勧めします。
どんなに遅い子でも3歳までには乳歯20本が全部そろいますので、医師から特に問題ないと診断されれば、気長に歯が生えるのを待ちましょう。