出産予定日とは

『出産予定日の決め方』
出産予定日とは、受精から約266日目とされています。
月経周期が28日型の人なら、最終月経の始まった日から数えて280日目、妊娠週数では40週0日が出産予定日とされます。
月経周期が35日型の人なら28日型の人よりも約7日遅く排卵していると考えられるので、出産予定日も約7日ずれることになります。
また、超音波診断では、赤ちゃんの大きさに個人差が生じない妊娠初期のうちに、正確に測定した大きさから妊娠週数と出産予定日を割り出します。

『自分でわかる出産予定日計算法』
1.最終月経の開始日を紙に書く
2.月の数字に9を足し、日の数字に7を足す(月の数字が12よりも大きくなったら、月の数字から3を引き、日の数字に7を足す)
例えば最終月経が2月10日の人は出産予定日は11月17日になります。
最終月経が11月11日の人は出産予定日が8月18日になります。
ただし、この式が当てはまるのは月経周期が28日型の場合です。
35日型の場合は、算出された出産予定日に7日を加えてください。

『出産予定日は修正されることもあります』
上記の最終月経からの算定だけでは不十分なので、現在では超音波検査で、より正確な妊娠週数、出産予定日を決めます。
最終月経から計算した出産予定日と、超音波検査で測定した赤ちゃんの大きさから割り出した出産予定日にズレが出た場合は、超音波検査で割り出したほうの出産予定日に修正になります。
このように出産予定日が修正になるのはよくあることなので心配することはありません。

『出産予定日を正確に調べることができる時期』
超音波検査で正確な妊娠週数と出産予定日を判断するのに最も適しているのが、妊娠8~11週の間です。
特に妊娠9週のときに調べるのが信頼性が高いといわれています。
その後は赤ちゃんも体を曲げたり伸ばしたりするので大きさが正確に測れなくなることがあります。
安心して妊娠生活を送り、出産を迎えるためにも、この時期に診察を受け、正確な妊娠週数と出産予定日を調べてもらいましょう。



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